地球の夕焼けといえば赤やオレンジ。それなのに火星では、太陽の周りの空が青っぽく見えることがある。赤い惑星なのに、なぜだろう?

鍵は火星の大気に漂う細かな砂ぼこり。粒の大きさの影響で、青い光は太陽の近くの方向に散らばりやすい。一方、赤や黄色の光は空の広い範囲に広がる。こうして日没付近の空に青い色合いが現れる。

探査車「キュリオシティ」は2015年、火星の青い夕焼けを撮影した。地球と火星では、同じ太陽を見ていても、間にある大気が違えば空の色も変わるのだ。