ゲーム好きが古代メソポタミアに行けたら、約4600年前の人たちとも遊べるかもしれない。「ウル王朝のゲーム」と呼ばれる盤上遊戯の実物が、現在のイラクにあった都市ウルの王墓から見つかっている。

大英博物館が所蔵する盤は紀元前2600〜2400年ごろのもので、20個のマスが並ぶ。貝殻などをはめ込んだ模様も美しい。駒を進めるための特殊なサイコロも発掘されており、当時から勝負を楽しむ文化があったことが分かる。

さらに、後の時代に書かれたゲームのルールを記した粘土板も残っている。ただし、現代に広く紹介される遊び方が、最初期の盤でそのまま使われていたとは限らない。そこも古代ゲームの面白い謎だ。