虹といえば、空にかかる大きなアーチ。でも虹の形は、実は弓なりの半円で終わりではない。全体としては円になる現象なのだ。

太陽の光が空気中の水滴で曲がり、反射し、色に分かれる。その光が見える方向は、太陽を背にした一定の角度に集まるため、虹は観察者を中心に円を描く。

地面に立っていると、円の下側は地平線や地面に隠れてしまう。ところが飛行機など高い場所から、条件がそろえば円い虹を見られることがある。いつもの虹は、実は全体の一部分だった。