夜空に見える明るい点が、必ずしも一つの惑星とは限らない。地球から約25光年の恒星フォーマルハウトの周囲では、ハッブル宇宙望遠鏡が「惑星のように見える光」を長年観測してきた。

ところが、時間をおいて撮影すると、その光は広がったり薄れたりする。NASAが2025年に紹介した研究では、こうした点状の光の一部を、小天体同士の激しい衝突で生まれた大量のちりの雲と解釈している。

生まれたばかりの惑星系では、材料となる天体の衝突が頻繁に起きたと考えられる。遠い星のそばに見えた一瞬の光から、惑星が形作られる過程を探れるかもしれない。