ゲームの中に隠し部屋や開発者のメッセージがあると、つい探したくなる。こうした隠し要素は「イースターエッグ」と呼ばれる。その歴史でよく語られるのが、Atariのゲーム『Adventure』だ。
開発者のウォーレン・ロビネットは、ゲーム中に小さな点を使って入れる秘密の部屋を仕込んだ。そこに表示されたのは、自分がこのゲームを作ったと示す署名だった。
当時は個々のゲーム開発者の名前が表に出にくかったことが背景にある。発見したプレイヤーの報告で秘密が明らかになった。単なる遊び心だけでなく、作品に自分の名前を残したいという思いから生まれた隠し要素だった。